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ドライアイのリスク因子を特定

ドライアイの修正可能な生活習慣危険因子を検討した論文が1月20日、「Contact Lens and Anterior Eye」オンラインに掲載された。

ニュージーランドで行われたこの研究では、重篤な疾患、またドライアイ以外の眼科疾患のない322人(女性186人、男性136人、平均年齢41歳)に生活習慣因子質問票への記入の実施と、各被験者のドライアイ症状、眼表面特性、涙液層の質の評価を実施した。

その結果、ドライアイの国際基準であるTFOS DEWS II診断基準に、111人(34%)が合致した。多変量回帰解析で、高齢、女性、東アジア系、長時間のデジタルスクリーン曝露時間はドライアイの正の危険因子、カフェイン摂取高値は防御因子であることがわかった。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

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