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2021年母の日でフレグランス販売が加速

母の日への贈り物として花、美容製品、その他の贅沢品の人気が毎年5月前に増加するが、今年はフレグランスの販売が例年よりも加速したようだ。グローバル情報会社NPDグループの公式ブログ(5月26日)によると、 米国で母の日ギフトの購入者の約2割(19%) がフレグランスを購入しており、これは他の美容カテゴリーと比較して2倍も大きかった。

今年の母の日(5月9日)までの2週間のフレグランスの売り上げは2021年 1月〜 4月のどの時期の2週間よりも上回った。バレンタインデー前の2週間より2倍のペースで増加し、2年前に比べて33% という驚くべき成長率を記録した。とりわけ高濃度のパルファム、大きなサイズ、高級ブランドなど高価な製品が、オンラインおよび実店舗のデパートや専門小売店で 二桁成長した。

フレグランスは、贅沢な気分を簡単に高める方法として美容製品のギフトとしての成長を後押しすると、同社ビューティ部門ディレクターのジャクリーン・ウェンスカス氏は分析しており、下半期のギフトシーズンにも前例のない成長率が期待できそうだ。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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