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「美容サロンの3カ月間の利用金額」1位は東京都、2位は愛知県 リクルートの研究機関が調査

株式会社リクルート(東京都千代田区/代表取締役社長:北村吉弘)の美容に関する調査研究機関「ホットペッパービューティーアカデミー」は7月29日、過去1年間の美容サロン利用における美容意識・実態を都道府県別にアンケート調査した結果を発表した。

これによると美容サロン3カ月間の利用金額ランキング第1位は、東京都の7,656円。第2位は愛知県の7,555円、第3位は神奈川県の7,170円という結果となった。

これに対し美容室の年間利用金額ランキングを見ると、第1位が愛知県の3万4,432円、第2位が富山県の3万2,288円となり、東京都は第5位の3万1,259と順位が大幅に入れ替わった。

この美容サロン3カ月間の利用金額が第1位だった東京都の消費者動向について「ホットペッパービューティーアカデミー」の田中公子研究員は次のように語っている。

「東京都は、『ネイルサロン』や『エステサロン(ボディ/痩身)』、『リラクゼーションサロン(着衣・脱衣)』、『アイビューティーサロン』の利用率も1位で、幅広いサロン利用が特徴的です。美容室の年間利用金額も5位と高いです。単価の高いハイトーンカラーの流行も影響しているでしょう」。

また第2位の愛知県については「美容室の年間利用金額では1位。昔は『名古屋巻き』という巻き髪が流行しましたが、今は韓国や中国の流行を取り入れた巻き髪が人気です。カラーやパーマの利用回数が全国平均より多く、高い美容意識がうかがえますと語る。

なお、同レポートの美容サロンとは美容室、ネイルサロン、エステサロン、リラクゼーションサロン、アイビューティーサロンを含めた美容サービスを提供する店舗の総称。

同アンケートの正式な調査名は、「『都道府県別』20代・30代女性の美容意識・実態調査」。調査手法はインターネットリサーチで、調査時期は2021年2月26日~3月9日。調査対象は全国の20歳~39歳の女性1万8,712人である。

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