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資生堂2021年1~6月期で黒字転換 海外市場の回復が追い風

株式会社資生堂(東京都中央区/代表取締役社長兼CEO:魚谷雅彦)は、8月5日発表の「2021年12月期 第2四半期決算短信」のなかで、営業利益が230億1,200万円、経常利益が280億5,200万円となり、黒字を達成したことを明らかにした。

売上高も前年同期比21.5%増の5,076億8,700万円となった。

なお、前年同期は、営業利益が-34億3,600万円、経常利益が-63億5,300万円の赤字であった。

2021年第2四半期の経営成績に関して同社は「国内化粧品市場は来店客数減に加え、インバウンド需要も影響を受けました。海外化粧品市場は欧米を中心にワクチン接種の普及が進み、厳しい状況が続いていたメイクアップカテゴリーを含め回復基調となりました」と説明している。

また、営業利益については、「売上増に伴う差益増に加え、マーケティング投資や経費等において市場環境の変化に合わせた適切なコストマネジメントを実施したことなどにより、前年より264億円増の230億円となりました」と述べている。

そして今後の展開については「これまでの売上拡大による成長重視から、収益性とキャッシュ・フロー重視の戦略へと転換し、スキンビューティーカンパニーとしての基盤を構築」していくとしている。

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