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敬老の日が楽しみな50~84歳女性は9.0% 今年の敬老の日を知らない人は約半数

50代からの女性誌「ハルメク」を発行する株式会社ハルメクホールディングス(東京都新宿区/代表取締役社長:宮澤孝夫)の「生きかた上手研究所」は9月10日、50~84歳の女性300名を対象に行った「孫と敬老の日に関する意識調査」のアンケートの結果を発表した。

これによると、敬老の日を楽しみにしている人は9.0%、敬老の日にお祝いされたい人は18.3%と、敬老の日に対して消極的であることがわかった。今年の敬老の日がいつなのか(9月20日)知らない人も48.0%存在した。

次に「敬老の日にお祝いされたいと思いますか」という質問に対しては、「お祝いされたい人」が4.3%、「まぁお祝いされたい人」が14.0%となった。

逆に「お祝いされたくない人」は18.0%、「あまりお祝いされたくない人」は22.0%となった。

そして、敬老の日にお祝いされたくないシニア245名のうち、お祝いされたいと思わない理由は「祝われる年齢ではないと思うから」が最も高く36.3%(89人)。次いで「老人扱いされているように感じるから」が27.8%(68人)、「敬老の日を祝う習慣がないから」が25.3%(62人)と続いた。

自分はまだまだ現役、お年寄りではなくまだ元気、という意識が見られる結果となった。

現役だという意識は、60代・70代であっても高く、「祝われる年齢ではないと思う」のは60代で67名(46.5%)、70代でも15名(21.7%)。ちなみに、敬老の日にお祝いされると思う対象の年齢は、平均70.7歳だった。

同研究所の所長:梅津順江氏は今回の結果について「生きかた上手研究所内で、この結果を公表することに躊躇の声が挙がりました。具体的には『敬老の日そのものが形骸化しているとみえてしまうのではないか?』『この結果は敬老の日を楽しめていないというイメージが助長されてしまうのではないか?』という懸念」があると述べている。

しかし、「この年代は、『自分の親世代を祝う』&『孫からは祝われたい』という両側面が享受できることに気づいたのです。置かれている立場や役割によって祝ったり祝われたりできる素敵な日、という再定義をしたら活気づく市場が想像できます」と、見方を変えて市場の特性を推論している。

なお、詳しい調査結果については、https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000034765.htmlで知ることができる。

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