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米アルタ、長期的財務目標と戦略的フレームワークを発表

米化粧品小売チェーンUlta Beauty(アルタ・ビューティー)は、19日、長期的な財務目標と戦略的フレームワークを発表した。2022年から2024年まで売上高の伸びは5〜7%の年平均成長率(CAGR)、営業利益は13〜14%(CAGR)を目指しており、新規店舗は年に50店舗を追加していく計画を明らかにした。

ビジネス戦略として、Googleとの新しいパートナーシップを発表し、Googleの検索プラットフォームとYouTubeプラットフォームで一部のブランドの口紅とアイシャドウのバーチャル試着が可能となる。また、大手AI小売テクノロジー会社Adeptmindとの戦略的投資とパートナーシップを発表し、同社のeコマースで新しいパーソナライズされた検索エンジンを強化していく。

オンラインで購入する「Beauty to Go」の導入により、店舗での受け取りは最短で2時間以内に可能となるほか、受け取りの準備が整い、一部の市場で同日配達を開始する予定。

2000万ドルのデジタルイノベーションファンドを設立し、同社はイノベーター、起業家、初期投資家、その他のエージェントと緊密に連携して、美容、小売、商取引の未来を変革に協力する。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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