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資生堂、ビューティサプリメントブランドINRYUを日本、中国市場で2022年販売

資生堂は、5日、インナービューティーに着目した新しいインジェルティブル(摂取型)ビューティブランド「INRYU(インリュー)」(中国名:流之律)を2022年より日本、中国市場で展開する計画を発表した。INRYUは、2019年に上海に設立した中国事業創新投資室が開発した中国発のサプリメントになる。日本では、2022年1月より総合美容施設「SHISEIDO THE STORE」で、中国では2022年3月よりECチャネルで発売する。

「INRYU」の「IN」はインナービューティを意味し、「RYU」は流れを意味する。資生堂が長年培ってきた血管研究、美容成分開発、感性価値開発など内面美を引き出す研究知見を融合させて、「アドバンスドラディアンス」、「ナイトリチュアル+」、「レーザーファイン」の3品目3品種のサプリメントを開発した。

同社は、2030年に「Personal Beauty Wellness Company」として、生涯を通じて一人ひとりの自分らしい健康美を実現する企業となることを目指しており、その主要戦略の一つとしてインナービューティ事業の開発に取り組んでいる。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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