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新製品の人気のスキンケア成分はフィトスフィンゴシン

世界のスキンケア製品開発でフィトスフィンゴシン成分が最近、注目されているようだ。グローバル市場調査ミンテルが最近リリースした調査によれば、2021年に世界で販売されたスキンケアの新製品のうち1.7%がフィトスフィンゴシン成分を配合していた。2020年と比較して大幅に増加傾向にあるという。

フィトスフィンゴシンは、皮膚最外層に存在する脂質の1つであり、皮膚バリアの主な成分として機能するといわれている。沈静化、抗アクネ、抗フケ、アンチエイジング作用に効果的であるため、いろいろな化粧品に用いることができる。

ミンテルグローバル新製品データベース(GNPD)によれば、フィトスフィンゴシンを含む新製品のうち、約80%は保湿のために配合されていた。37%はアンチエイジング用のスキンケア製品に採用され、26%は敏感肌用のスキンケア製品に採用されていた。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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