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コスパの良い韓国化粧品Goshen Koreaの輸出が急増

韓国の経済誌のウェブ版Hankyung.comは、9日、韓国の化粧品会社Goshen Koreaの輸出額が着実な年間成長を遂げていると発表した。同社は150種類のコスパの良い化粧品ブランドを世界40の国と地域に輸出している。輸出額は2017年に約115億ウォン、2018年に約190億5000万ウォン、2019年には約269億ウォンに増加した。コロナ渦の影響で2020年、2021年は減少したものの、今年は2019年レベルに復活する見通し。

Goshen Koreaは2013年にソウルで設立。 10代から20代の顧客層を対象にユニークな製品デザインを取り入れ、低価格で優れた美容効果(価格性能)な製品を提供している。主要ブランドには、A’pieu、Dewytree、Quret、Periperaなどが含まれる。

同社は2021年にソウル首都圏政府によってHiSeoul認定企業に選ばれた。これは、世界的な競争力を持つ中小企業に与えられるもので、ソウルの中小企業のサポート組織であるソウルビジネスエージェンシー(SBA)を通じて、グローバル展開、企業間サービス、企業ネットワークのサポートを受けることが可能となる。今後、輸出先を積極的に増やすことでグローバル市場でのプレゼンスを拡大していく計画。同社の最高経営責任者のソン氏は、「まずは、マレーシアとタイで、主要な流通経路を通じて韓国の化粧品を紹介していきます。」などと述べている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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