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クレ・ド・ポー ボーテ、2022年「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」にアマンダ・シマンジャンタック氏を

資生堂のグローバルラグジュアリーブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、22日、「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」2022年受賞者を発表した。第4回目の受賞者となるアマンダ・シマンジャンタック氏は、インドネシア、ジャカルタにおいてSTEM(科学・技術・工学・数学)教育を通じた少女たちのエンパワーメントに取り組んでいる。同社は、「パワー・オブ・ラディアンス・アワード」2022年受賞者としてシマンジャンタック氏を表彰し、「Digital Innovation Challenge」への寄付を通じ、その活動をサポートする。

本アワードは、クレ・ド・ポー ボーテが2019年に締結したユニセフ*との複数年にわたるジェンダー平等の分野におけるパートナーシップを含む、長期チャリティープログラムの一環になる。少女たちへのSTEM教育やエンパワーメントプログラムへの支援を通して、女性が生まれながらに持つ可能性を解き放ち、よりよい社会づくりに貢献していく。

シマンジャンタック氏は、イノベーションとテクノロジーを軸に、教育の機会を得られていないインドネシアの若者をエンパワーする目的で設立された非営利団体MARKODINGの共同創設者で最高経営責任者(CEO)。これまでに1万人以上の女性にイノベーションやテクノロジー(コーディング、UI/XUデザイン、商品開発など)の研修を行ってきた。さらに、「Girls Can Code Scholarship Program(コーディングを学ぶ女子のための奨学金」」「Girls Can Code Webinar Series(コーディングを学ぶ女子のためのウェビナー)」プログラムを立ち上げ、より多くの少女たちがSTEM分野でキャリアを構築できるよう支援している。

*ユニセフはいかなる企業、ブランド、商品、サービスも推奨するものではない。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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