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米ターゲット、持続可能性、製品成分の透明性を規格化

米小売大手のターゲットはこのほど、Target Sustainable Product Standard(持続可能なターゲットの製品規格)を立ち上げたことを発表した。この規格は、業界の専門家、ベンダーなどと協力して2年間で開発した評価基準で、製品をより持続可能にできるよう支援し、さらに健康、環境、社会的パフォーマンスについて消費者が信頼できる情報を提供していく。

同社は、10月より家庭用洗剤、パーソナルケア、ベビー製品など7500製品のベンダーを対象に製品の情報を収集し始めたと発表。ベンダーからの製品情報をターゲットが設定した基準に照合して各製品の品質を評価していく。成分の持続可能性、成分の透明性と総括的な環境への影響などが査定項目になる。有害物質、発がん性成分の有無への評価ポイントは50ポイント、製品の含有成分リストの評価ポイント20、パッケージのリサイクル性の評価ポイント20、動物実験の評価ポイント5、水質環境の評価ポイント5を総合して最高100ポイントまで割り当てられる。

今後の計画として、化粧品部門にも同様な規格を設定するよう開発中で、早ければ2014年に品質評価を開始する方針。

アメリカの小売業界では、最大手ウォルマートがサプライチェーンの持続可能性についての活動を加速しており今後は業界全体の取り組みに注目される。

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