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米ウォルグリーン・ ブーツ・ アライアンス、米在宅ケア管理会社CareCentrix買収

米ドラッグストア大手ウォルグリーン・ ブーツ・ アライアンス(WBA)は、8月31日、米在宅ケア管理サービスプロバイダーCareCentrixの過半数株式を約3 億 3000 万ドルで取得したと発表した。ウォルグリーンの信頼できる医療サービスとコミュニティの存在を、CareCentrix のテクノロジー対応の在宅ケアソリューションと統合することで、複雑な状態や慢性的な状態にある患者が退院する際のニーズにより適切に対応していく。

退院後に提供されるヘルスケア サービスは、今日のヘルスケアで最も急速に成長しているセグメントの 1 つ。病院から自宅までの患者のケアは、医療提供者、患者にとって年間 750 億ドル以上の医療費に相当するという。

ウォルグリーンは、 今回の買収で CareCentrix の高度なデータ分析機能にアクセスし高度にパーソナライズされたケア プランの提供を可能にする。必要に応じて自宅でのケアを優先して、消費者が適切なケア サイトに移行できる。患者の再入院を減らしケアの質と価値の両方をサポートしていく。さらに、CareCentrix のデータ分析と在宅ケアの専門知識を WBA のヘルス ソリューションのポートフォリオと統合し、かつ進化させていきケアのギャップを特定して補いプロバイダー ネットワーク全体で患者ケアを管理していく計画。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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