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コンタクトレンズの青紫光フィルタリング 技術は不快感と光ストレス回復時間の削減に有効

米ジョンソン・エンド・ジョンソン傘下のビジョン事業を展開するJohnson & Johnson Vision Care社は、10月26日、青紫光フィルタリング コンタクト レンズを使用するとまぶしさの不快感と光ストレス回復時間の削減されるという調査結果を発表した。

同社は、10月26~29日、カリフォルニア州サンディエゴで開催された 2022 年米国検眼学会 (AAO) 年次総会で、調査結果を公表した。データによると、青紫光フィルタリング コンタクト レンズは、光の散乱と視覚的アーチファクト (スターバースト、ハロー) を減少させることにより、明るい光の有害な視覚効果を軽減することが認められた。

今回の調査では、61 人の患者が片目に 光フィルタリング コンタクト レンズを装着し、もう一方の目に光フィルタリング コントロールのない レンズを装着して広帯域の白色光に 5 秒間さらされた。その直後、光ストレス回復時間(明るい光にさらされた後、視力が正常に戻るまでに必要な時間)とともに、目の斜視の大きさを測定した。調査結果は、2 つのレンズの違いが統計的に有意であることが示された。 (p<0.0001)。 光フィルタリング レンズを装着した場合、明るい光にさらされた後のまぶしさの不快感と光ストレスの回復時間が大幅に減少していた。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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