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米e.l.f. ビューティー 、2023年度Q2で売上高33%の高成長

米e.l.f. ビューティー (カリフォルニア州)は、2日、2023年度第2四半期(7月1日〜9月30日)の売上高は前年同期比33%増の1億2230万ドルを記録したと発表した。純利益はGAAP ベースで 1170 万ドルで、調整後の純利益は 2010 万ドルだった。希薄化後 1 株当たり利益は、GAAP ベースで 0.21 ドルで、調整後の希薄化後 1 株当たり利益は、 0.36 ドルと報告された。小売店と e コマース チャネルの両方での売上が好調だった。

物価上昇に伴い、グローバル市場で大衆化粧品への需要が急拡大している。同社は、2023年度の成長率を 8%から10% 上昇の見通しに修正した。通年の売上高4 億 4,800 万ドル〜4 億 5,600 万ドルの見通しを4 億 7800 万ドル〜4 億 8600 万ドルになると予想している。

同社は、小売チャネル拡大として2023年春に米国の大手小売チェーンのウォルマートとターゲット、2023年秋に英国の大手化粧品小売のスーパードラッグでの販売スペース増加を計画している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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