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LVMH香水・化粧品ビジネス部門、2023年3月期1Q売上高11% 増

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン グループ(LVMH)は、12日、2023年の第1四半期に210億ユーロの収益を記録し、2022年の同期と比較して17%増加したと発表した。依然として不確実な地政学的および経済的環境の中で、2023年の素晴らしいスタートを切った。香水・化粧品事業は、厳選された流通に重点を置いた戦略を継続し、当期の売上高は前年同期比10%増の21億1500万ユーロを記録した。

香水部門では、クリスチャン ディオールは目覚ましいパフォーマンスを達成し、そのリードを強化し続けた。 象徴的な「ミス ディオール」、「ジャドール」のフレグランスは、成長を牽引した。 パルファム ジバンシィは、新しいフレグランス「 ジェントルマン ソサエティ」を発表して貢献した。

メイクアップとスキンケアでは、ゲランは、アクア アレゴリア ラインの売上高が堅調だった。 新しいリキッド ファンデーションがアイコニックなテラコッタ コレクションを充実させた。ベネフィットは、ザ ポアフェッショナル スキンケアの範囲を拡大することに成功し、フェンティ ビューティーは、アメリカのスーパー ボウルでリアーナがブランドに強力な認知度をもたらし、今後の成長がさらに期待される。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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