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黒人と黄色人は体内のビタミンDが少ない

体内のビタミンDの状態について黒人と白人を比べた研究結果が、「New England Journal of Medicine」21日号に掲載された。

骨粗鬆症や花粉症、アンチエイジングにも効果があるとされているビタミンDは、他のビタミンと違い体内で合成が可能である。紫外線に当たった皮膚では、コレステロールを材料に活性型のビタミンDが合成される。

米国の研究では、白人に比べて黒人にビタミンD結合タンパク質およびビタミンD欠乏症が多いとされている。今回の研究では、人種と血中ビタミンDの関係を調査した。黒人と白人の計2085人を対象に、血中ビタミンD濃度、ビタミンD結合タンパク質、副甲状腺ホルモン、骨密度(BMD)などのレベルを測定した。結果、25-ヒドロキシビタミンDとビタミンD結合タンパク質のレベルは白人より黒人で有意に低いことがわかった。

別の研究では、白人と比較すると日本人などの黄色人種も血中ビタミンD濃度が低いことがわかっている。研究の進展によっては、人種別のビタミンDサプリメントの摂取指針となったり、またビタミンD欠乏によって生じる疾患の有病率の人種差も説明できるかもしれない。

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