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「丸の内タニタ食堂」まもなく2周年、ますます盛況

健康計測機器のリーディングカンパニー「タニタ」(東京都板橋区前野町、谷田千里社長)が「丸ノ内国際ビル」地下1階にオープンし、社員食堂のコンセプトを忠実に再現したヘルシーレストラン「丸の内タニタ食堂」は来年1月11日で2周年を迎える。

2010年1月初版のレシピ本「体脂肪計タニタの社員食堂」(大和書房)はシリーズ累計532万部のベストセラーだ。提供するメニューは2種類で、1品はタニタ社員食堂で提供されている日替わり定食、もう1品は同食堂独自のスペシャル定食を週替わりにしたメニューで、座席数70席はいずれもビジネスパーソンを中心に盛況の日々だ。

メニューは栄養バランスに配慮し、1定食当たり500kcal前後、塩分は3g前後としたタニタ社員食堂のコンセプトを忠実に再現している。配膳、下げ膳も原則としてセルフサービスで、日替わり定食は800円(画像)、週替わり定食は900円である。

12月4日の日替わりメニュー

12月4日の日替わりメニュー(丸の内タニタ食堂Webサイトより)

タニタ広報課長の山本耕三氏によると、タニタの社員食堂では今日食べたメニューは1年後にしか出て来ない。つまり1種類しか提供していない。その理由は、人間は好きなものを何回でも食べたがるからだ。「選べない自由」があれば、出された日替わり定食を食べるしかない。そのメニューは年間200~250レシピある。2年たった今日も、丸の内タニタ食堂が盛況なのは、高血圧をもたらす塩分を抑え、メタボを防ぐ低カロリー志向が求められているからだろう、と言う。

同食堂が一般企業の社員食堂と違うのは、プロフェッショナル仕様のマルチ周波数体組成計「MC-980A」が設置されたカウンセリングルームがあることで、計測とともに管理栄養士など専門家による相談を受けられる点である。また、独自のヒーリング音楽やアロマテロピーを組み合わせた空間やヒーリング音楽大手とコラボレーションした食堂専用のBGMも流れ、食堂を活性化させている。

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