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【調査】女性の化粧品選び、「安さ」より「価格に見合った効果」を重視

毎日のスキンケアやメイクアップにおいて、女性は一体何を基準に化粧品を選んでいるのでしょうか。「とにかく安いもの?」「それとも高くても効果があるもの?」。
美容経済新聞社では、全国の20代〜60代の女性500名を対象に、「化粧品へのこだわり調査」を実施しました。本記事では、化粧品を「洗浄(洗顔料、メイク落とし等)」「整肌(化粧水、乳液、クリーム等)」「注入(美容液)」「ベースメイク」の4つのカテゴリーに分け、年代別の傾向や、女性が最もこだわっているアイテムについて紐解いていきます。

調査概要

調査名:化粧品へのこだわり調査2020 ~女性は何を重視しているのか~
調査対象:全国の20歳代~60歳代の女性(年代毎に各100人)
有効回答数:500人
調査期間:2020年6月9日~6月10日
調査方法:株式会社コンピュータープランニングリサーチによるインターネット調査
調査企画:株式会社美容経済新聞社 産業調査部

カテゴリー別に見るスキンケアのこだわり

ここからは、スキンケアのステップに応じたカテゴリーごとのこだわりを見ていきましょう。

1. 「洗浄」化粧品(洗顔料、メイク落とし等)

ほぼ全員(98%)が使用している「洗浄」カテゴリー。「価格を検討材料にしつつ効果を重視する」層が56.0%と最も多くなっています。年代別に見ると、特に50代が「効果」を強く意識していることがわかります。

2. 「整肌」化粧品(化粧水、乳液、クリーム等)

こちらも使用率が約99%と、日々のケアに欠かせないカテゴリーです。「効果重視」の姿勢はここでも健在で、全体の53.6%を占めています。特に40代以上の層では70%弱が「効果重視」と回答しており、年齢を重ねるにつれて基礎化粧品への期待値が高まっていることがうかがえます。

3. 「注入」化粧品(美容液)

美容液などの「注入」カテゴリーは、「使用しない」という人が全体で28.6%(特に20代・50代では30%超)にのぼり、使用が分かれるアイテムです。 しかし、「使用しない」層を除いて計算し直すと、「価格を考慮しつつ効果を重視する」割合は実質的に54.9%まで跳ね上がります。つまり、「使うからにはしっかりと効果を求めたい」という意識が他のカテゴリーよりも強い、こだわりのアイテムであると言えます。

4. 女性が最もこだわっているアイテムトップ5

数ある化粧品のなかで、女性が「最もこだわりを持っている」と答えたアイテムのトップ5は以下の通りです。

  1. 化粧水 (25.2%)
  2. 洗顔料 (21.6%)
  3. ファンデーション (11.4%)
  4. 美容液 (10.4%)
  5. クリーム (8.0%)

上位2つで全体の半数近くを占める結果となりました。年代別に見ると、30代と60代は約3割が「化粧水」に、40代と50代は約4分の1が「洗顔料」に最も強いこだわりを持っていることがわかりました。

【まとめ】現代女性の化粧品選びは「価格に見合う効果」と「基本ケア」が鍵

今回の調査から、年代を問わず多くの女性が「価格を考慮しながらも、自分が期待する効果が得られるか」という点をもっとも重視していることが浮き彫りになりました。「とにかく安いから」「高いから信頼できる」といった単純な理由で購入を決定する層は各カテゴリーで全体の1割程度にとどまっています。単なる価格競争やブランドの高級感だけでは、効果をシビアに見極める女性たちの心を掴めないことがわかります。

また、アイテム別のこだわり度トップ2が「化粧水(25.2%)」と「洗顔料(21.6%)」で占められている点は非常に興味深い結果です。一般的にスキンケアに熱心だと評される日本人女性ですが、そのこだわりの真髄は「洗い落とすこと」と「水分を補給する」という基本ステップに集中しているようです。実際に「洗浄」と「整肌」の化粧品は全体の98〜99%が使用する「必須アイテム」となっています。

一方で、美容液などの「注入」化粧品は全体で28.6%が「使用しない」と回答しており、基本のケア以外は自分の肌状態に合わせて賢く「取捨選択」している様子がうかがえます。

さらに、年代ごとのライフスタイルや肌悩みの変化も選択に影響を与えていると考えられます。30代は他の年代に比べて「経済性重視」の割合が最も高く、コストに対して現実的でシビアな年代と言えます。40代〜60代にかけてはベースメイクでも「効果重視」の姿勢がより強くなります。特に50代はこだわりが特定のアイテムに集中せず、多様なアイテムに分散する傾向が見られました。

女性たちの化粧品に対するこだわりは、「落とす・潤す」という肌の土台作りへの揺るぎない意志と、価格に見合った確かな実力を求める「賢い消費者」としての姿を明確に示していると言えるでしょう。

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