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アメリカのアイメイクの2013年売上高11億ドル

米国でのプレステージのアイメイク製品の2013年の年間売上高は前年比9%増加の11億ドルに達したとグローバル・リサーチ会社 NPDグループはこのほどウェブ版のビューティ産業レポートで発表した。

特にマスカラ製品は多様化したニューズに合う種類が加わり堅調な成長率を保った。マルチベネフィット製品(前年比9%売上増加)、ボリュームアップのマスカラ(同11%増加)、長時間持続可能なマスカラ(同18%増加)などマスカラの年間売上高3億4900万ドルに貢献した。

第2位の売上はアイシャドー部門で3億3300万ドル、第3位はアイライナー部門2億5900万ドルの順位だった。また、最も高い成長率を記録したのはアイブロー部門で前年より29%増加の売上高1億1500万ドルを計上した。

市場価格を分析すると、プレステージ・アイメイクの平均販売価格は前年より3%高くなっていた。アイシャドウ(+6%)、眉(+4%)、アイライナー(+3%)の順位で平均販売価格の増加を記録した。長時間持続が可能な製品はマスカラを除いて、他の多様化した種類より高い平均販売価格だった。

「アメリカ人は美しさを追求するために目のメイクアップは重要なチャームポイントとしており、最小限の化粧直し、長時間持続可能な製品に需要が高まっている傾向がある」と、同社副社長兼シニアグローバル業界アナリストのカレン·グラント氏はコメントしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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