米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の2014年シーズン開幕を目前に、今年は男性用フレグランスの販促にフットボール選手の起用が目白押しだ。高級男性ファッションメーカーのヒューゴボスは、この程、NFLの3選手と契約して「ゲームを超えた成功」と題するキャンペーンを開始した。
グリーンベイ・パッカーズ、ラインバッカーのクレイ・アシューズIII選手を「ボスボトル」に、デンバー・ブロンコス、ディフェンシブエンドのデマーカス・ウェア選手を「ボスナイト」に、ニューヨーク・ジャイアンツ、ワイドレシーバーのビクター・クルス選手を「ヒューゴマン」の香水キャンペーンに登用。各アスリートはスポーツウェアからヒューゴボスのスーツに着替えて、フィールドを離れた演出効果で魅力を引き出す。
世論調査会社ハリス・インターラクティブが2014年1月に発表した調査によると、北米4大プロスポーツ観戦の中でNFLは最も人気のあるスポーツで、レギュラーシーズンの1試合の平均観客動員数は6万7千人を超えるとも言われている。プレステージブランドのギラロッシュもNFLの選手と既に契約してキャンペーンを始動させた。リーグ戦の戦いがどのように男性フレグランスの売上に貢献するのだろうか、違った視点からの関心が高まる。
