世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

シニア女性にワコールが調査、健康寿命を延ばすカギは歩くこと

株式会社ワコール(京都府京都市南区)は、65歳以上の女性516人に「歩くこと」に関するアンケート調査を行い、10月14日に結果を発表した。健康のため積極的に歩こうと考えているものの、歩くことへの悩みや不安を半数以上の人が持っていることがわかった。

理由調査では、79.5%が普段から意識して歩くことを心がけており、「健康のため」「脚の筋力を鍛えるため」「体力をつけるため」と健康維持を目的に行っている。

意識的に歩いているものの、1日あたり歩く時間は「1時間未満」75.6%と短く、その理由は「ひざの痛み」理由222.5%、「疲れやすさ」17.6%、「腰痛」16.9%、「つまずきやすい」11.4%などが挙げられ、52.3%の人が何らかの悩みや不安を感じている。

ロコモティブシンドロームについて「内容まで知っている」20.9%に留まり、「名前だけ」39.0%、「知らない」40.1%と認知率は低く、一般的に浸透していない様子がうかがえた。

同社は「ロコモティブシンドロームへの認知度はまだまだ低いが、約8割の人が意識的に歩くことを心がけている。だが、歩くことに悩みや不安を持っている人もいるので、歩きやすさをサポートする商品を提供していきたい」とまとめている。

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、「運動器の障害」により「要介護になる」リスクの高い状態になること。原因は、加齢や運動不足に伴う身体機能の低下や関節リウマチや筋力低下などによる運動器自体の疾患が挙げられる。
厚生労働省では、介護を必要とせず自立した生活ができる健康寿命を延ばすため、ロコモティブシンドローム予防啓発活動を推進している。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New
美容経済新聞

美容経済新聞は、日本の美容業界に特化した専門的なニュースを提供するメディアです。業界の動向やトレンド、企業情報、製品情報など、美容に関する幅広いテーマを取り上げています。 編集部では、美容業界の取材や情報収集、分析を行い、業界内外の最新情報を主に美容業界関係者に向けて発信しています。私たちは「キレイをふやす」を企業理念として信頼性の高い情報提供を通じて美容業界の発展に貢献すべく努力しています。

  1. 美容経済新聞社がLNE社(フランス)とライセンス契約を締結

  2. 伊藤超短波が監修するエステティックサロンがベトナムにオープン

  3. Saas型在庫管理ソフトの「Spes(スペース)」社が シードラウンドでの資金調達を実施

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP