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「Beauty Holiday 2014 Outlook」米調査会社が発表

グローバル情報会社NPDグループはこのほど、米国のホリデーシーズンの消費者のビューティアイテムの消費展望について公式サイトで発表した。贈り物ふくろ“ストッキング”の中に詰め込むアイテムとしてアイライナー、フェイスマスク、香水のミニボトルなど、女性にとってもらって嬉しいアイテムが目白押しだ。多種多様な季節限定商品が手頃な価格で登場すると予測される。セグメント別のマーケット予測は次の通り。

メイクアップ:今シーズン、プレステージブランドのメイクアップ製品の売上増加が最も期待される。前年比でほぼ10%増の成長と予測。アイ、リップアイテムが成長要因で、消費者はこれらの製品から色と特徴的なアイテムを探索する。

フレグランス:ホリデーシーズンでは常にトップカテゴリーで香水市場の堅調な成長を予測している。フレグランスは今シーズンのショッピング必須アイテムの5位にランキングしており、女性用フレグランスの新製品や期間限定製品の市場投入が加速している。

スキンケア:今シーズンの販売予測では、やや鈍化すると予測。期間的な販売実績として、初めてフレグランスを下回るとも。インディー系、プレミアムブランドのスキンケアの販売は強固であるが、保湿クリームやアンチエイジング製品の成長の伸び悩みを克服できないのではないかと予測される。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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