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仏ロクシタン、アフリカの物流大手と契約、アフリカ市場へ参入

アフリカ諸国を中心に物流を展開するThe Compagnie Française de l’Afrique Occidentale (CFAO)は、アフリカの中産階級の台頭に伴い国際的なブランドの販売ネットワーク構築をこのほど、発表した。最初のブランドパートナーとして仏おもちゃ専門店「ラ・グランデ・レクレ」、仏ホーム・スキンケア「ロクシタン」、仏カジュアルファッションから「ボノボ」、「キャッシュキャッシュ」、「カボラル」の5ブランドと排他的契約を結んだ。

同社は長期的ビジネス展望として、カメルーン、コンゴ、コートジボワール、コンゴ民主共和国、ガボン、ガーナ、ナイジェリア、セネガルのアフリカ8カ国でより多くの国際的なブランドの販売チャネル展開を狙っている。まずは、コートジボワールのアビジャンにCFAO初のショッピングセンターを2015年の下半期に開店する予定で、ロクシタンを含む5つのブランド製品の展開を同時にスタートさせる計画としている。

アフリカのミドルクラスは、力強い経済成長を背景に急速に拡大している。
コンサルタント大手マッキンゼーのレポートによると2020年までの個人消費とサービスセクターの年間成長率は4〜5%と予測されている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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