世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

シアトル発ナチュラルコスメ「 Kari Gran」米セフォラと小売販売契約

Screen Shot 2015-02-06 at 16.34.24シアトルを拠点にナチュラルスキンケアと化粧品を販売している カリ・グラン(Kari Gran)は、最大手化粧品専門店のセフォラと小売販売の契約を結んだと、2月2日、発表した。最初に取扱う製品は、 Kari Granのリップトリートメント“リップホイップ”で、セフォラのオンラインショップで2015年3月から、全米300のセフォラ独立店舗で2015年4月から販売される予定。 各リップホイップは小柄なスクリュートップポットにパッケージ化され、販売価格は$15〜20ドル(色によって異なる)。

カリ・グランは2011年にカリ・グランとリサ・ストレインの二人の女性によって創設。グラン氏が自己免疫性甲状腺疾患を発症したことから、天然植物性のスキンケア開発に乗り出した。

オーガニックビーズワックスと天然ビタミンEを配合したリップホイップは爆発的な人気となり、2014年の同社の年間売上はeコマースが奏功して前年比200%増加となった。「数年前に事業を開始したばかりだが、セフォラに招待されたことは私達のビジネスにとって巨大なステップになる」とストレイン氏はコメントしている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP