美容家の渡辺雅子氏が17日、都内で記者会見を開き、独自に開発した新発想のスキンケア『Le me We キュアサプリ』を発表した。
肌の内部をキレイにする健康エイジングコスメで、「平均で5.8歳若返りが体感できる」（渡辺氏）。当日、73歳の誕生日を迎えた同氏の肌年齢はなんと34歳。自らの体感を具現化した渾身の意欲作となっている。
『Le me We キュアサプリ』は、洗顔料の『流』、化粧水の『潤』、美容液の『活』の3種類で構成。いずれも、海浜植物幹細胞（クリスマムマリチマム）や海洋深層水、鮭卵巣膜プラセンタエキス、海藻といった海の恵みを配合するとともに、無添加製法にこだわり、1カ月使い切りの商品となっている。
「化学はいくら発展しても限度がある。化学にこだわっても進化した商品は出ない」（渡辺氏）との独特のこだわりを貫き、天然の海由来の成分にフォーカス。商品名に「キュア」とあるように、「癒し」「ダメージ修復」「再生力」を実感できる製品に仕上げた。
『流』（100 ml）は、蓄積した汚れやくすみを取り去り、ゴワゴワ肌を改善できる。「泡を移動させるだけで皮膚に吸着する。強くこする必要はない」（渡辺氏）。『潤』（200 ml）は、水分をしっかり補給でき、ベタベタ感がない。「成分は食べるものを使っているので口の中に入れても大丈夫」（同氏）という。『活』（100 ml）は、肌のターンオーバーが乱れないようにでき、デコルテにはもちろんのこと、「（普段気づかない）ひじもキレイにする」（同氏）。
東京海洋大学 海洋科学部 生物資源学科 教授の今田千秋氏によると、海洋深層水は皮膚の繊維芽細胞に働きかけ、肌に弾力を持たせるコラーゲンや、肌に保湿を持たせるヒアルロン酸を促進。そのため、フランスやドイツでは、健康保険が適用された海洋療法（タラソテラピー）もあり、医療として高く評価されているという。
さらに、鮭卵巣膜プラセンタは、「ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチン、アミノ酸などが含まれており、中でもアミノ酸含有量は動物由来のプラセンタより多い」（今田氏）という。
会場では、『Le me We キュアサプリ』に配合されている海の成分を使った料理も披露。料理研究家の松見早枝子氏がサラダ、サーモン、テリーヌ、エスカペッシュ、茶碗蒸しなどを報道陣らに振舞った。
