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女性の毎日のお手入れのルーチンが恋愛感情の向上に効果的?

女性が鏡を見ること、化粧に気をつけることなど毎日のお手入れのルーチンを繰り返すことは“恋愛感情を活性化させる”のに効果的かもしれないという研究が、米大手化粧品のレブロンから10月22日、発表された。

同社はニューヨークのフォーダム大学の研究者と提携して“レブロン・ラブ研究”を行った。2014年10~11月にわたり710人の女性パネラーに毎日のお手入れを依頼し、日々の感情の変化など日誌をつけるよう依頼した。お手入れに含まれていた行動は、お気に入りの香水をつける、化粧をする、鏡をみて笑顔をつくる、深呼吸をする、お菓子(キャンディー)を食べるなどだった。調査に参加した女性の9割以上は、依頼されたルーチンを取り入れた一週間以内に肯定的な感情の変化があったと回答した。

レブロン・ラブ研究に参加した女性は、4日後の日誌を検証すると71%の参加者が恋愛に関する感情が増加したと回答しており、69%がパートナーを見つけることによりオープンに思うようになった、77%がより前向きに行動的になったなどと回答した。同社のマーケティング担当副社長のTracy Rohrbaugh氏は、毎日、自分に時間を費やすことはより自分自身を理解するのに役立ち、愛情を与えること受け取ること両方に好循環になり得る、などと述べている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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