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英発祥のドラッグストア・ブーツ、韓国市場に参入

世界最大手の薬局チェーン・ウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスは、韓国の新世界百貨店系列のディスカウントストア・ Eマート社とフランチャイズパートナーシップ契約を結んだと7月18日、発表した。両社は、共同でイギリス発祥のドラッグストア「ブーツ」の韓国市場でのチェーン展開に乗り出す。

ブーツのフランチャイズ店は新世界百貨店、Eマートの大型スーパーマーケットが立地するショッピングモール内や大通りに開店していく。ブーツが展開するヘルス関連製品および化粧品だけでなく、韓国の大手ブランド製品を融合させた商品販売を計画している。

「韓国はアジアのスキンケア、化粧品の主要な市場であると考えられる。我々は、この市場にブーツの自社ブランドのビジネス拡張の機会があると信じている」とウォルグリーン・ブーツアライアンス共同最高執行責任者のOrnella Barra氏は述べている。2017年度上半期に最初の店舗をオープンする計画で、ブーツのオリジナルスキンケアブランドNo7 やSoap & Gloryの製品販売も含まれるという。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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