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2016年秋冬は”ちょい強”メーキャップに注目

資生堂ビューティークリエーションセンターは、未来のトレンド予測研究を行っている。美容のトレンドは、ヘア&メーキャップだけでなくファッションや世相も大きく関係していることから、街頭調査や雑誌、世界のコレクション情報の分析に至るまで、さまざまな分野の情報を総合的に研究している。

2016年秋冬グローバルコレクションでは、装飾性が高く、個性的で主張の強い色・柄・素材のファッションに、さらに大きなアクセサリーや派手なバッグ・靴をコーディネートするなど、マキシマリズム(最大限主義)なトレンド傾向が見られた。

コレクションのメーキャップも、そうした装飾品と同様に、ファッションのインパクトをいっそう高める役割を担っていたようで、ユニークなアイラインやレッドリップは、意志の強さや自立した女性像を演出し、グリッターやラインストーンを大胆に使ったメーキャップは、斬新さと遊び心を醸し出していた。

ヘアにおいても、坊主スタイルが多く見られるなど、装飾性の高いファッションを引き立てつつも、脇役に収まらない印象の強さを持ったインパクトのあるスタイルが見られた。

春夏に実施した街頭調査では、太眉や高めのチークに収束傾向がみられ、自然な眉や頬紅を演出する傾向が見られた一方で、近年ナチュラル傾向にあったアイメークには色が戻り、ここ数年流行しているブライトリップも継続して多く見られ、目もとと口もとでメークを楽しむトレンドが見られ、この傾向は今後も継続すると考えられる。

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こうした傾向を踏まえ、資生堂ビューティートレンド研究チームが提案する2016年秋冬のトレンドメーキャップは、凛とした強さを感じさせながらも色っぽさが漂うメーキャップ。

目もとと口もとにダークカラーを効かせ、”ちょっと強め”すなわち”ちょい強”に仕上げることがポイントだ。

資生堂ヘア&メーキャップアーティストの渋沢 知美氏と谷口 丈児氏による詳しい解説はWebサイトでチェックできる。

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