世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

SCIENCE

大葉子

概要

オオバコ科・オオバコ属の植物で、日本、サハリン、中国、東シベリア、マレーシアなど世界の広汎な国に分布。 葉は楕円形で長い柄があり、春から秋にかけて10から20センチの花茎を伸ばし、多数の小花を穂状につける。

葉が広く大きいことから大葉子(おおばこ)と称されているが、踏みつけに強く、車が通るような往来の激しい道路にも生えることから車前草(しゃぜんそう)の別名もある。世界には200種ほどのオオバコがあり、地域によって使用する種類は異なる。

美容へのアプローチ

オオバコは、古くから民間薬として人々に親しまれてきた。成熟した種子、花期の全草を乾燥させたものを、それぞれ車前子(しゃぜんし)、車前草(しゃぜんそう)というが、これらは生薬として本薬局方に収録されている。葉や種子は製薬原料として使用され、咳止め、整腸、利尿、下痢止めなどの目的に利用される。

また、種子の外層は濡れると膨張し数倍の大きさにふくらむ。腸に含むことにより便の大きさが増し、便が通過しやすくなることから、近年ではダイエット食品として活用されている。健康茶の原料として利用されることも多い。葉にはアウクビンという配糖体やビタミンA・C・K、有機酸、スルフォラフェンなどが、種子には多量の粘液質、プランテノール酸、コハク酸、アデニン、コリンなどの微量成分が含まれ、健康の維持にいいとされている。美容面では浄化作用、肌の色つやを整える作用が高いといわれており、スキンケア・ボディケアへの活用が注目されている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New
美容経済新聞

美容経済新聞は、日本の美容業界に特化した専門的なニュースを提供するメディアです。業界の動向やトレンド、企業情報、製品情報など、美容に関する幅広いテーマを取り上げています。 編集部では、美容業界の取材や情報収集、分析を行い、業界内外の最新情報を主に美容業界関係者に向けて発信しています。私たちは「キレイをふやす」を企業理念として信頼性の高い情報提供を通じて美容業界の発展に貢献すべく努力しています。

  1. 美容経済新聞社がLNE社(フランス)とライセンス契約を締結

  2. 伊藤超短波が監修するエステティックサロンがベトナムにオープン

  3. Saas型在庫管理ソフトの「Spes(スペース)」社が シードラウンドでの資金調達を実施

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP