世界の美容とヘルスケアビジネス情報を配信

FEATURED

注目の企画

BUSINESS

アメリカ人女性が脱毛処理で最も気になるのはビキニライン

ボディケア製品を展開する米Nairは、ミレニアル世代のアメリカ人女性を対象に体毛に対する意識調査の結果を5月4日、発表した。ほとんどの女性はムダ毛処理のより良い方法について模索しており、“最大の敵”とみなしているエリアはビキニラインという結果を明らかにした。 72%のミレニアル世代のアメリカ人女性 がビキニラインを問題エリアと回答しており、脇の下(58%)、脚(52%)と続いた。

3つのエリアは人種に関わらず、ミレニアル世代のアメリカ人女性の関心が高い脱毛領域のようだが、ヒスパニック系アメリカ人はさらに上唇、手、背中の毛深さなどがヨーロッパ系アメリカ人、アフリカ系アメリカ人よりも問題視している結果が明らかになった。

Nair™Millennial Women Studyと題して米リサーチ会社ケルン・グローバルが2017年2月9日〜12日に全米の18〜34歳の女性1,009人を対象にオンラインでのアンケート調査を実施した。

脱毛処理の方法の一つとしてシェービングは時間がかかる(56%)、肌を刺激する(44%)、毛がすぐに生えてくる(72%)との意見があった。アンケート調査対象者の二人に一人は、 望ましくない体毛があると気になり、不安になったり自信を亡くすと回答。この傾向は、ミレニアル層でも若い世代により多くみられるという。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

  • Byline
  • New

ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

  1. 世界の化粧品市場2025年展望:P&G・LVMH・ロレアルの戦略と日本企業の課題

  2. 資生堂、「女性研究者サイエンスグラント」の第16回受賞者決定

  3. 米バイオテクノロジー企業アミリス、CEO退任と世界的な人員削除を発表

RELATED

気になるなら一緒に読んでほしい関連記事

PAGE TOP