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ポテトチップスはチョコよりも食べだすとやめられない!

ポテトチップス、プレッツェルなど塩辛いスナックは甘いチョコレートよりも食べるのをやめるのが3倍ほど難しいらしい。アメリカでこのような調査結果を、ダイエット本 「Never Binge Again」の著者で心理学者のGlenn Livingston博士は、発表した。

Livingston博士が全米の2779人を対象に間食についてアンケート調査した結果、最も止められないスナックの種類はポテトチップス、プレッツェルなど塩辛いスナックで、調査対象者の34.9%が止まらないと回答した。砂糖(17.8%)、チョコレート(11.6%)、パンや小麦製品(11.2%)、チーズ(10.4%)と比較して、より多くのアメリカ人がチップスの食べ過ぎに頭を抱えているようだ。

以前のアンケート調査とクライアントの臨床研究を合わせて検証すると、塩辛いクランチな軽食を好む人は職場でストレスを感じている傾向があり、チョコレートを好む人は孤独や悲嘆をより敏感に感じる可能性が高く、パンやパスタを食べ過ぎる人は自宅でストレスを多く感じているらしい。

チョコレートを食べたらやめられない人(289人、全体の11.6%)とのフォローアップの質問で、回答者は生活全般にあまり満足していないことを発見しており、チョコレートが短期間の抗うつ薬の役割を果たしているかもしれないという。 Livingston博士は、 実践的な戦略を使って過食をやめさせ、人々が根本的な問題に同時に対処することを奨励したい、とコメントしている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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