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ニキビ治療経験のある女性への定性的研究

成人女性のニキビの体験を定性的研究で検討した結果が7月28日、「JAMA dermatology」オンラインに掲載された。

定性分析には、大規模な学術医療システム(University of Pennsylvania Health System)および民間診療所(南西オハイオ州の皮膚科医)の患者データおよび患者への自由形式の半構造化インタビューを用いた。2019年8月30日から2020年12月31日までの間に行われたインタビューには、中等度から重度のニキビのある18~40歳の女性50人が参加した。

その結果、ニキビのある女性が外見に強い懸念を抱いており、精神的および感情的な健康への影響と個人的および職業的生活の混乱を経験していることを示唆している。さらに、多くの患者は、効果的な治療法を見つけ、ケアにアクセスする際の課題について話した。ニキビのある女性のための最適な治療アプローチを理解するためのさらなる研究が、この集団の転帰を改善するために必要であると結論された。

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橋本奈保子

顧問記者(国際情報、薬事・医療ニュース)

名古屋大学大学院、英国Durham University, Graduate School 卒。編集者、ライターを経てフリージャーナリストとして独立。専門分野は、医学・化学関連。また、同分野を中心に翻訳、ウェブコンテンツ・ディレクターとしても活躍中。 本誌では主に、米国欧州を中心に先端美容医療、化学、米FDAなどの情報を担当。

  1. 男性・家族歴・重症度でニキビ瘢痕有病率に差異

  2. ニキビへの新技術Photopneumatic Technology

  3. 時間制限食とカロリー制限食の減量効果に差なし

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