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アメリカ人はスキンケアのクレンジングに戸惑い

ロレアルグループ傘下のスキンケア CeraVe は、27日、アメリカ人のクレンジングの方法について調査した結果を発表した。これによると、若い頃に間違ったクレンジングをした経験がありクレンジングの必要性に戸惑っている人が多いことが明らかになった。スキンケアレジメンは一年中不可欠だが、夏の暑い日や定期的なマスク着用時に蓄積する汚れ、汗、残留物を取り除き、肌の自然なバリアを維持するために水分を補給することが重要になるようだ。

同社は世論調査会社ハリス・ポールに委託して2020年6月11日から2020年6月16日まで、18歳以上の米国成人2000人を対象にスキンケアのクレンザーについてオンライン調査を実施した。

調査対象者の60%は手持ちのクレンザー製品が自分の肌タイプに合わせて処方されているかどうかを考慮せずに購入しており、対象者の49%は製品がどれだけ効率的に肌をきれいにするかを認識していない、という結果だった。

最良のクレンザーを特定するのは難しい場合があり、対象者の80%が試行錯誤を繰り返して自分の肌に最適なものを見つけたと回答した。対象者の54%が手洗いや食器用洗剤を洗顔剤として使用したことがあるとも答えた。

調査結果では、63%が若いときに肌のケアを心掛けていたら良かったと後悔しており、30%は自分の肌タイプに合った適切な製品について知識を身に付けたいと回答している。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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