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資生堂、化粧品の自主回収に見舞われる

株式会社資生堂(東京都中央区)が化粧品の自主回収に見舞われている。今年の7月に香りの異常でボディ用洗浄料を自主回収したのに続きわずか一週間後に、日焼け止め3品目の自主回収に追い込まれた。さらに9月に入り、アイライナーを自主回収するなど不祥事が相次いで起きているもの。

ボディ用洗浄料の自主回収は、対象品目がトップブランドの「クユラ」「専科」「ベネフィーク」シリーズなどでその数は、約136万本にのぼる。
自主回収の原因は、製造時の不備で、社内規格値に満たない原料を使用したことで香りの異常が生じたことが主因。

この洗浄料を自主回収した1週間後の7月27日には、日焼け止め「銀のアネッサ」を含む3品目を自主回収した。自主回収量は、最大で41万個にのぼる。原因は、製造工程の不備で、使用感にざらつきが発見されたことが原因。

9月には、アイライナー約40万本の自主回収に追い込まれ、製造販売を中止した。自主回収の対象は、メーキャップブランド「インテグレート」のアイライナー「キラーウインクジェルライナー」(写真)。製造段階の不備で、アイライナーの芯に本体のプラスチック片が混入した商品が見つかったため。商品を回収して返金する。

一連の自主回収は、合計200万個に迫る規模。不具合品質のモノを提供し続ければ、ユーザーの信頼を失い、ユーザーは離れていく。安全性、信頼性の見直しが基本的に求められる。

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