文部科学省が公表した平成29年度学校基本調査（2017年5月1日現在）によると、美容学科を設置している専修学校の卒業者数が前年比2.9%減の1万5664名、入学者数が同0.3％減の1万7866名となったことがわかった。入学者数については、2012年以来、減少傾向に歯止めがかからない状況となっている。
卒業者の内訳を見ると、男性が4008名、女性が1万1656名。このうち、美容関係分野に就職した人は男性が3678名、女性が1万783名いた。
入学者について見ると、定員数3万272名に対して志願者は1万8798名と定員割れが続いている。実際の入学者1万7866名の内訳は男性が5227名、女性が1万2639名となっている。
一方、美容専修学校の総数は272校と昨年と変わらず。生徒総数は3万4267名（男性9746名、女性2万4521名）と昨年に比べて622名減少している。
