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百貨店、インバウンド需要に支えられ化粧品などが好調

百貨店において化粧品や高額品などの販売が好調に推移している。依然、インバウンド需要に支えられている状況が続いている。

株式会社髙島屋(大阪府大阪市)の2018年2月期第3四半期の売上高は前年同期比3.1%増の6788億9400万円、当期純利益が同9.5%増の144億7700万円となった。セグメント別の業績を見ると、主力の百貨店業の営業収益が前年同期比4.3%増の5967億6500万円、営業利益が15.4%増の80億7500万円となった。

インバウンド需要の取り込みについては、従来からの取り組みに加え、11月に大阪店の免税カウンターを大幅増設するなどサービスレベルの向上を進めた結果、引き続き売上および件数とも前年から大きく伸長した。また、4月に全日空商事株式会社、株式会社ホテル新羅との合弁会社である「A&S髙島屋デューティーフリー株式会社」が、空港型市中免税店を新宿「タカシマヤ タイムズスクエア」に開業し、新宿店と一体となった訪日外国人の取り込みに努めた。

2018年2月期通期の売上高は前期比3.0%増の9510億円、当期純利益は同10.2%増の230億円となる見通し。

大丸松坂屋などを展開するJ.フロント リテイリング株式会社(東京都中央区)の2018年2月期第3四半期の売上高は前年同期比5.6%増の3424億9500万円、当期純利益は同24.5%増の237億1300万円となった。インバウンドマーケットに向けて、大丸心斎橋店におけるモバイル決済対象売場の拡大や国慶節にあてたキャンペーン強化の施策などを行い、免税売上高が増加を続けている。

2018年2月期通期の売上高は前期比4.3%増の4720億円、当期純利益は同5.4%増の285億円となる見通しだ。

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