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米スパ・アソシエーション、美容施術の現状調査発表

アメリカの医療スパ団体アメリカン・スパ・アソシエーション(AmSpa)は、アメリカの美容施術の現状をこのほど、発表した。AmSpaに加盟しているおおよそ500の医療スパ施設を対象に最近の傾向を調査したところ、女性の太い眉がトレンドとなっているため、半永久的なメイクアップ施術であるマイクロブレーディングの人気が上がっており、レーザーベースの膣の若返り施術の人気も上がっているようだ。医療スパで行われる最も一般的な3つのサービスは、ボトックス、フィラーなどの注射剤、ケミカルピーリング、エステティシャンのサービス(フェイシャル、ワックス、マイクロダーマ部レーション、セルライトトリートメントなど)と報告された。

全米での医療スパの総数は約4200で、業界の年間売上高は39億7000万ドルといわれている。スパが最も多く存在する州はテキサス州で、カリフォルニア州、フロリダ州と続く。利用者の85%が女性だが、男性利用者にフレンドリーなスパの数が増えていることから男性の利用者が近年、増加傾向にあるという。2017年から2022年の間に8%の年平均成長率で成長すると予測されている。

ヌーヴェル日本版(LNE)公式サイトwith美容経済新聞 2025年6月正式リリース!

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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