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住商、イタリア大手と日本の化粧品ODM事業へ本格参入

住友商事株式会社(東京都中央区)は、住商ファーマインターナショナル株式会社およびイタリアの化粧品ODM会社であるIntercos S.p.Aと、日本において化粧品ODM事業に本格的に参入すると発表した。

Intercos社は、化粧品メーカー向けに商品の設計および企画提案、受託製造までを行うODM(Original Design Manufacturing)事業を世界中で手掛ける化粧品ODM業界におけるトップ企業だ。世界的に有名な化粧品ブランドを筆頭に約430社へサービスを提供しており、特にメイクアップやスキンケアの分野に強みがある。

現在は、欧州、米州、中国、韓国などを中心に11カ所の研究拠点と15カ所の製造拠点を保有している。今後Intercos社は住友商事グループと共に、強みである「イノベーション・提案力」の日本市場への投入に取り組む。

住友商事と住商ファーマは、米国の化粧品素材販売会社であるプレスパース社やブラジルのコスモテック社、韓国の化粧品素材技術ベンチャーであるバイオジェニックス社への出資などを通じ、国内外の化粧品メーカーのパートナーとして、化粧品素材事業を展開してきた。Intercos社との共同事業を通じ、事業ポートフォリオの強化を図る。

Intercos社と住友商事および住商ファーマは、2018年度内に共同で事業会社・研究施設の立ち上げを計画している。日本の化粧品メーカーを対象とした質の高いODM事業を実現し、日本発の高品質かつ高機能な化粧品の提供を通じて、世界中のユーザーの美容と健康へのニーズに応えていく。

住友商事グループは『社会とともに持続的に成長するための6つのマテリアリティ(重要課題)』を、事業戦略の策定や個々のビジネスの意思決定プロセスにおける重要な要素と位置付け、事業活動を通じて課題を解決することで持続的な成長を図っていく。新事業は、特に「地域と産業の発展への貢献」および「快適で心躍る暮らしの基盤づくり」に資する事業となっている。

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