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英蘭系ユニリーバ、2カ国にある本社をオランダに一本化

消費財メーカー最大手のユニリーバは、3月15日、構造改革を発表し、イギリス(ロンドン)、オランダ(ロッテルダム)にある本社をオランダの法人組織に一本化する方針を打ち出した。これによりユニリーバのコーポレートガバナンスを一層強化し、長期的な業績と株主価値を向上させる。株主総会での了承を経て、スムーズは構造改革を目指す。改革後も引き続きロンドン、アムステルダム、ニューヨークに上場する予定。

同社の3事業部門の中、ビューティ&パーソナルケア部門とホームケア部門の本部はロンドンに置き、 イギリスにおける年間約10億ポンドの研究開発費は継続していく。食品&リフレッシュメント部門の本部は引き続き、ロッテルダムに置く。イギリス7300人、オランダ3100人のユニリーバの雇用者を削減する予定はない、としている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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