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ポーラ・オルビス入社式「変化を察知し行動を変えられる人間に」

株式会社ポーラ・オルビスホールディングス(東京都中央区)は2日、本社にて2018年度新入社員入社式を執り行い、代表取締役社長の鈴木郷史氏が「環境の変化を察知する感受性、自らの考えや行動を折々で変えられる柔軟性が求められる」などと新入社員へ訓示した。

今年はグループ総勢92名(うち中途採用53名)が新たに入社した。

同社の株主は同社のファンが多い。意見・質問にしても商品面、販売面での建設的なものが多く、株価が上がったから売るという投資目的でなく永く保有して応援するという株主が多い。そこで同社には、長期視点でもって質の高い経営をしていくという姿勢を求められている。

これを実現するには、「常に我々が変化せねばならないということ。そのためには組織として人として、今はいいけど将来はこのままじゃ駄目だという危機感をもって常に変化をしていこうという強い気持ちがないといけない」(鈴木氏)との認識を示した。

改革や変革は、ある段階でパラダイムが変わるような大きな変化を言うが、「理想的には日々変化していくのがベスト。そのために環境の変化を察知する感受性、自らの考えや行動を折々で変えられる柔軟性が求められている。昨年刷新した企業ミッション、ビジョン、ウェイはそれを象徴している」(鈴木氏)と語った。

同社では、入社式の恒例行事として新入社員に“プレゼント”を送っている。今年は、福田淳氏の著書「SNSで儲けようと思っていないですよね?」を採り上げ、同書の内容をかいつまんで新入社員に紹介する中で、“ソーシャルデザイン”について言及した。

「ソーシャルをデザインするというのは化粧品会社にとっても重要な考え方。当社には6つの化粧品ブランドがあるが、明言化している、していないの温度差はあっても基本的にブランドを磨くということはライフスタイルブランドを目指すこと。ライフスタイル全般に作用するブランド、正にこれがソーシャルデザインになる」(鈴木氏)などと語った。

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