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バイヤスドルフ、NetEase Kaolaと提携し中国市場での『ニベア』ブランド拡販

ドイツのスキンケア会社バイヤスドルフ(ハンブルク)は、中国で最大級の越境電子商取引を展開するNetEase Kaola社と戦略的パーソナーシップを結んだと5月14日、発表した。今回の提携によりバイヤスドルフは、看板ブランド『ニベア』の中国市場への販売権が得られる。 NetEase Kaola社が運営する越境ECサイト( Kaola.com )には9億人以上の利用者がアクセスできるという。バイヤスドルフは成長市場である中国でのビジネスを一気に拡大する。

中国ではドイツ製ブランドは特に高い品質と信頼性を持っているので、中国でのバイヤスドルフ社のブランドの成長を支えるだろう、などと同社アジア&ブランド担当取締役のRalph Gusko氏は発表文の中で述べている。『ニベア』に加えて、同社は他にも強力なブランドを持っており、「パートナーシップは始まったばかりで、今後、 NetEase Kaola 社と共同開発を続けていくことを楽しみにしている」と付け加えている。

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ヴァレリー・康子

顧問記者(国際ビジネス、マーケティング)

Yasuko Valery/早稲田大学大学院卒。英インデペンデント新聞社東京支局オフィスマネージャーを経て、日本経済新聞社ロサンゼルス支局で米国西海岸の流通、産業分野を専門に記者経験を積む。本紙では主に、米国欧州の海外メーカー、ブランドの動向、海外市場の動向、新規ビジネスモデルなどを担当。現在はロンドンに在住

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