「ロレアル-ユネスコ女性科学者特別賞」にフローレンス代表理事

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2018.07.5

編集部

日本ロレアル株式会社(東京都新宿区)は4日、第13回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本特別賞」に、認定NPO法人フローレンス代表理事の駒崎弘樹氏を表彰すると発表した。

駒崎氏は、日本初の病児保育サービスや医療的ケア児対応保育園の導入をはじめ、メディアや講演、書籍など幅広い媒体を通じた積極的な発信力と女性活躍推進のための政策への働きかけにおける多大な影響力と功績が高い評価を得ていた。

「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」は、ロレアルグループが1998年から、ユネスコ本部とパートナシップを結び、世界規模で実施しているもの。同賞を通じて、117カ国から3120名の女性科学者(奨学生含む)を支援しており、2009年ノーベル医学・生理学賞およびノーベル化学賞受賞者を輩出している。

日本からは、アジア・太平洋地域で5名の女性科学者が受賞しているほか、若手部門である2018年「ロレアル-ユネスコ女性科学賞-国際新人賞」には、2017年「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」を受賞した小川由希子氏(国立研究開発法人物質・材料研究機構 研究員)の研究成果が国際的に高く評価され受賞している。

「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」は、この「ロレアル-ユネスコ女性科学賞」の国内版として、2005年に日本ユネスコ国内委員会との協力のもと創設した。日本の若手女性科学者が研究活動を継続できるよう奨励することを目的とし、物質科学、生命科学の分野で、博士課後期課程に在籍または、博士後期課程に進学予定の女性科学者(40歳未満)を対象としている。

毎年、物質・生命科学から原則、各2名(計4名)に奨学金100万円を贈呈。これまでに47名の若手女性科学者が受賞しており、受賞後さらにキャリアを開花し、国内外で活躍している。今年は女子大学院生4名を表彰する。

また、2010年からは、科学をはじめとする教育への夢と希望や大切さを多くの人々に訴求する発信力がある個人または企業・団体・学校を表彰する「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本特別賞」を設けている。

第13回「ロレアル-ユネスコ女性 科学者 日本奨励賞」の受賞者発表および授賞式は、7月18日にフランス大使公邸にて開催する。

参考リンク
日本ロレアル株式会社

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