武田薬品工業、肥満症治療剤の権利を蘭Norgineに返却

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2018.07.17

編集部

武田薬品工業株式会社(大阪府大阪市)と蘭Norgine BV(オランダ)はこのほど、肥満症治療剤『オブリーン®錠120mg』(一般名:セチリスタット)の日本における開発、製造および販売に関するライセンス・開発契約について、2018年10月13日をもって終了することで合意した。

『オブリーン®錠120mg』は、英Alizyme Therapeutics Limitedが創製したリパーゼ阻害剤であり、Norgineは、2009年10月に『オブリーン®錠120mg』に関するすべての権利をAlizymeから譲り受けている。

武田薬品工業は、2003年8月にAlizymeより『オブリーン®錠120mg』の日本における開発、製造および販売に関する独占的権利の許諾を受け、2013年9月に厚生労働省より製造販売承認を取得したが、同年11月に行われた中央社会保険医療協議会総会において薬価収載が見送られていた。

Norgine CEOのPeter Stein氏は「日本におけるオブリーンの今後のあらゆるオプションを評価していきたいと考えている」とコメントしている。

参考リンク
武田薬品工業株式会社

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