エム・エイチ・グループ、2018年6月期通期の業績は黒字に転換

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2018.08.20

編集部

ヘアサロン『モッズ・ヘア』を展開する株式会社エム・エイチ・グループ(東京都渋谷区)はこのほど、2018年6月期通期の売上高が前期比11.2%増の20憶7100万円、当期純利益が同1憶2700万円の赤字から2500万円の黒字に転換したと発表した。

セグメント別の業績を見ると、直営サロン運営事業の売上高は前期比8.9%増の11億8723万6000円。不採算店舗であったモッズ・ヘア自由が丘店の閉店、前年度より取り組んでいるモッズ・ヘアサロン運営事業の再建策が功を奏した。

BSサロン運営事業の売上高は前期比18.5%増の5億5675万3000円となった。国内BSサロンの減少に歯止めをかけるべく既存店のフォローと新規開拓に注力。また、既存コンテンツ強化策の一つとしてWEB通販における販路の拡大を図ってきた。WEB通販の売上高は伸びたが、収益面では広告宣伝費などの先行コストを回収するに留まった。

ヘアメイク事業については、売上高はスタジオ部門およびメディア部門は好調に、ブライダル部門は堅調にそれぞれ推移した。また、将来の業績向上に向けたスタッフの増員により費用が先行したため、ヘアメイク事業の売上高は前期比1.5%増の3億6599万円となった。

美容室支援事業については、主力のクレジット手数料軽減サービスの契約件数、取扱高は堅調に推移しており、美容サロン向けPOSレジ顧客管理システムの販売も寄与。これにより、売上高は前期比5.3%増の7233万6000円となった。

2019年6月期通期の売上高は前期比1.4%増の21億円、当期純利益は同16.0%増の3000万円を見込んでいる。

参考リンク
株式会社エム・エイチ・グループ

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