LUSH チャリティ商品「オランウータン ソープ」を販売
2019.01.24
編集部
株式会社ラッシュジャパン(神奈川県愛甲郡)は、化粧品ブランドLUSH(ラッシュ)が、1月25日から2019年2月7日の期間、インドネシア、スマトラ島に生息するオランウータンの住処である森林再生を目的にした「#SOSsumatra キャンペーン」の第2弾を実施すると発表した。
同キャンペーンでは、日本を含むアジア・オセアニア地域の9つの国と地域における全店舗およびオンラインショップで、スマトラ島に生息するオランウータンの数に値する合計14,600個のチャリティ商品「オランウータン ソープ」を発売するほか、同日より、日本を含む4つの国と地域で、オンラインショップ限定アイテムとして「スマトラ シャンプバー」も販売する。
これらの商品の売り上げの全額(消費税を除く)を使い、スマトラ島に位置し、パームプランテーションとして使われていた50ヘクタール(東京ドーム約10個分)の土地をパートナー団体を通じて追加購入し、このオランウータンの住処である森林を再生させることで、絶滅の危機に貧するオランウータンなどの野生生物の保全につなげる。
「オラウータンソープ」は、保湿効果に優れたエクストラバージンココナツオイル、フェアトレードオーガニックカカオバターをベースにラッシュが独自に開発した、石ケン素地を使用したパームフリーの石鹸だ。晴れやかですっきりとしたブラジリアンオレンジと雄大な大地を思わせるパチョリの香りが印象的だ。
「スマトラ シャンプバー」は、パーム油不使用で、モリンガパウダー(ワサビノキ種子)が頭皮や髪をみずみずしい状態に導きながら清潔に整える固形タイプのシャンプーだ。また、ココナツオイル(ヤシ油)は、髪に潤いを与え、柔らかい状態に導くほか、爽やかなオレンジオイルとパチョリの香りが気分をリフレッシュする。
インドネシア、スマトラ島は、世界でも有数の大きな島であり、オランウータンをはじめとする何百もの哺乳類や鳥など、多様な生物が生息する事で知られている。豊かな熱帯雨林や山など、この大自然の生態系は、パーム油の採取を目的としたアブラヤシのプランテーションによる森林伐採や山焼き、交通インフラの整備などにより消えつつある。
ラッシュでは、2008年より自社のサプライチェーンからパーム油を取り除く活動を始めており、石ケン素地のパーム油不使用を実現している。
- 参考リンク
- 株式会社ラッシュジャパン