FDAがヒラル酸注入剤ジュビダーム®VOLUMA™XCの顎への利用を承認
2020.06.17
国際部
米製薬大手アッヴィ傘下のアラガン社は、15日、ヒアルロン酸使用軟組織注入材ジュビダーム®フィラーシリーズVOLUMA™XCを顎領域に利用することへの承認を米食品医薬品局(FDA)から取得したと発表した。フィラーシリーズで顎の領域増強へのFDAの承認を受けるのはこれが初めてとなり、 21歳以上の成人が対象となる。
アメリカでは、顔のバランスの取れた対称性を求める患者が増えており、顎を増強することは顔の調和を実現する一つの要素になるという。アラガン社長の Carrie Strom氏は、ジュビダーム®VOLUMA™XCはこのニーズに対応するのに非常に適しているとし、「患者に安全で効果的な非外科的代替手段を提供できることは重要」とコメントしている。
ジュビダーム®VOLUMA™XC は現在、アメリカ市場においてジュビダームのポートフォリオでナンバー1の製品であり、頬の増強治療では最長で2年間フォルムを持続することが報告されている。