免疫生物研究所が化粧品業界本格参入、エムコスメティックス買収

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2013.09.18

編集部

株式会社免疫生物研究所は、化粧品販売会社の株式会社エムコスメティックス(東京都中央区)を買収し、連結子会社とすることを発表した。免疫生物研究所が9月17日開催の取締役会で決議、10月1日付で連結子会社化する。取得価額8億円、異動後の所有割合は79.6%。

同社はこれにより、本格的に化粧品業界へ参入することとなった。主力商品は、遺伝子組換えカイコの繭から生産した「ネオシルク(R)-ヒト・コラーゲンI」で、「INCI名」および日本国内における表示名称を取得し、既に生産体制も整え、販売も開始している。また、加齢とともに減少するといわれる貴重なIII型コラーゲン「ネオシルク(R)-ヒト・コラーゲンIII」も開発を進める。来年春の販売開始に向け、表示名称の取得準備をすすめ、生産体制を構築しているところだ。

連結子会社となる販売会社のエムコスメティックスは、「ネオシルク(R)-ヒト・コラーゲン」を化粧品原料会社、大手化粧品会社および海外の化粧品業界へ販売する役割を担う。今後は化粧品製造業の認可を受け、「ネオシルク(R)-ヒト・コラーゲン」含有化粧品を製造し、大手ドラッグストアや地方有力ドラッグストアへの販売展開を計画。売上目標は5年後に10億円としている。

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