フィリピン最大級の国際美容市、2014年6月に開催決定

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2013.10.9

編集部

本社を香港に置く国際ビジネスメディア企業UBMアジアは4日、フィリピンで国際美容見本市を来年開催することを発表した。

「Philbeauty」と名付けられたこの新しい国際見本市は、2014年6月18-20日の日程で、首都マニラのSMXコンベンションセンターで開催される。

フィリピンの人口は約1億人。東南アジア最大の美容・化粧品市場のひとつとして注目されている。好調な経済成長率と中産階級層の拡大により可処分所得が増え、美容・化粧製品への購入意欲が増しているという。国内および国際ブランドがこの成長に投資するためのビジネスチャンスをつかむためにも、この見本市には大きな意義があるという

3日間の展示会と同時にフィリピン国際美容会議2014が開催され、最新の話題・問題と対応・解決策を提供する。展示会でも、専門教育プログラムの一環として、メーカーによる製品のワークショップやセミナーを開催予定。

フィリピンの化粧品業商工会議所会頭Mike Turvill博士は、「天然資源が豊富なフィリピンは強い国際産業が育つ可能性を秘めている。Philbeautyは国産品のための重要なショーケースとなるだろう」と述べている。

今年6月の発表で、フィリピンの2012年GDP成長率が6.8%(速報値は6.6%)に上方修正されたばかり。2013年第1四半期の成長率は7.8%(前年同期比)を記録している。これはアジアの中でも最高の成長率だった。ちなみに日本の第1四半期成長率は0.9%(実質GDP成長率)だった。

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