美容家電の小売市場規模が拡大 「おうち時間」の増加で需要増

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2021.07.12

編集部

株式会社矢野経済研究所(東京都中野区/代表取締役社長:水越 孝)は7月12日、2020年の国内美容家電小売市場の調査結果を発表した。

調査によると2020年の美容家電小売市場規模は前年比108.8%の1,655億5,000円と推計された。
この理由として2020年は女性の在宅時間、いわゆる「おうち時間」が増えたこと。そのため、おうち時間を自分のセルフ美容に充てる女性が増加し、美容家電小売市場全体が大きく伸長したと分析している。

さらにその潜在需要発掘にむけた「おうち時間」という言葉が、家電メーカーのプロモーションや雑誌広告で頻繁に登場するようになったことを指摘している。

また、2021年も新型コロナウイルスの終息時期が不透明であることから、2020年から続いている「おうち時間」を充実させようとするムードが根強いとしている。
そのため2021年以降も美容家電の売れ行きは好調に推移するものと推定している。

さらに同社調査では、2021年の美容家電小売市場は前年比102.8%の1,701億4,000万円を見込むとしている。

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