花王、積極的な「休息・休憩」を取り入れた働き方を推奨 生産性向上図る

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2021.09.21

編集部

花王株式会社(東京都中央区/代表取締役社長執行役員:長谷部佳宏)は9月14日、同10日より、本社(茅場町事業場)に勤務する社員を対象に、就業時間内に積極的な「休息・休憩」を取り入れた働き方を「休み休みWork Style」と称し、その推奨を開始したと発表した。

写真はイメージです

現在花王では、感染拡大予防の観点から、主にオフィスワーク中心の本社社員は在宅勤務を基本としている。しかし、社員の問診データや「休息・休憩」に関する社内調査から、現行のフレキシブルな就業に対応しつつも、就業時間内の適度な休息・休憩が必要と感じている社員も多くいることがわかったという。

そこで、同社は、本社社員を対象に、就業時間内でも積極的な「休息・休憩」が取れる社内風土の醸成と環境づくりを進めていくこととした。

具体的な取り組みは次の通りだ。

①「リフレッシュタイム」の活用:1時間あたり5分~10分の休憩

②「思いやりタイム」の推奨:会議予定を送信する際、少しの「思いやり」をもって終了時刻を5~10分程度前倒しで設定するなどの工夫

③「フレックスタイム」の活用拡大:今回の取り組みでは、より多くの社員に「フレックスタイム」の活用を推奨

さらに、これらの取り組みを推奨する際のヒントとなるような情報提供を行なう社内ポータルサイトの設置や、取り組み成果と課題の見える化を実施する予定だ。

同社はこの働き方提案について、「在宅勤務やリモートワークなど働き方の多様化が進む中、この取り組みを通して、これまで以上に働きやすい環境づくりを推進し、社員の心身の健康維持と、業務の生産性向上に努めてまいります」としている。

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